その4 ファスナーをつける(右) 次にあきどまりの部分を縫います。後ろ中央のしつけはそのままにして、見ごろとスカートを開き、右側のファスナーをしつけします。襟ぐり部分はファスナーを閉じた状態で、左右身頃がぴったりくっつくようにしつけしてください。 まず最初に先ほど縫った左側のあき止まり位置から写真のように1cmのところまで縫います。丈夫にするために同じところを3回縫ってください。返し縫いはせずにそのまま右身頃側で針を刺した状態にしてストップしてください。 次に押さえをあげて布の向きを変えます。ファスナーを閉じた状態で、後ろ中央から1cm身頃側を襟ぐりまで縫っていきます。ちょうどファスナー押さえの端が後ろ中央にくるようにすると、だいたい1cmになると思います。 襟ぐり近くになると、ファスナーのスライダーが邪魔になると思いますので、押さえをあげてスライダーをさげ、ミシンをかけてください。 左の写真は襟ぐりまでミシンをかけ終わったところです。ここまで縫ったら最初にかけた【しつけ】は、ほどいて結構です。 ファスナーの裏側です。ムシから1cmくらいのあたりにミシンがかかっていると思います。ファスナーからはずれてしまわないよう、しつけをかける時に注意してください。 つけ終えたところ こちらがあき止まり部分。こんな感じになります。 こちらが襟ぐり。 もし、長いファスナーを使用した場合は、あきどまりから2cmくらいのところでカットします。ピンキングバサミなどでカットすると、ほつれてきません。手芸店でも好きな長さに調整してくれるところもありますので、聞いてみてください。 なんだか面倒くさい…という方、もう少し手抜きをして同じような仕上がりにすることが出来ます。ファスナーのつけ方その2をご覧ください。 |
||