スカートのウエストや袖山等、ギャザーを寄せて寸法を合わせ、身頃と合体させるような場合のやり方です。 例えば、ウエスト切替のワンピースで、ウエストにギャザーを寄せて身頃と合体させる。あとはパフスリーブのように袖山にギャザーを寄せて身頃と合体させる。というような場合に使うやり方です。 ミシンでギャザーを寄せる場合の下準備についてはミシンでギャザーを寄せる方法を参考にしてください。 2016.7.10 更新 |
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その1 ギャザー用ミシンをかける 袖の場合、袖山(袖の中心)とギャザー止まりの印が袖の前後1箇所ずつについているはずです(型紙で確認してください)。 ギャザー用ミシンはギャザー止まり〜ギャザー止まりの間にかけますので、どこにかけるのかを事前に確認しておいて下さい。 ギャザー用のミシンをかけます。事前準備のページで説明しましたが、ギャザー止まりより3〜5cm長くミシンをかけます。 その2 合印を合わせる 身頃にも、袖山・ギャザー止まり2箇所の印がついているはずです。袖と身頃の合印3ヶ所をそれぞれ中表に合わせてマチ針でとめます。 ※ まだギャザーは寄せないで下さいね。 ウエスト切替のスカート(後ろあき)の場合は、ウエスト全体にギャザー用のミシンをかけたあと、スカートと身頃を中表にして、布端(後ろ中心)・脇の縫い目・前中心の合印を合わせて、マチ針でとめます。 その3 ギャザーをよせる 袖、ウエスト共通ですが、糸を引っ張りながらギャザーをどんどん奥のほうに逃がすような感じで全体にバランスよくギャザーを寄せます。 一気にギャザーを寄せようとすると難しいので、合印〜合印の間にまずギャザーを寄せ、次の区間の合印にギャザーを寄せ…という感じで行います。 ウエストのように距離が長い場合、片方の糸だけ引っ張っていくと大変なので、左端の糸を引っ張って中心くらいまでいったら、右端の糸を今度は引っ張ってギャザーを寄せていくとラクだと思います。 あまり強く糸を引っ張ると、糸が切れてしまいますので、慎重に少しずつ引っ張ってギャザーを寄せて下さい。 その4 アイロンをかける 全体に均等にギャザーを寄せたら、アイロンで上から押さえつけるようにして、ギャザーの山をつぶします。 これでギャザー寄せは完成です!その後の工程はパフスリーブの縫い方、ワンピースの作り方を参考にしてみて下さい。 |
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