Front Back 以前、巻きバラのコサージュを作った際、おそろいでヘアゴムにしてみたらどうかな?と思い、やってみた作品です。ちょっとコサージュよりも貧弱になってしまいましたが、長さを調整すると、もっとボリュームが出ると思います。 ※ ご利用前に当サイトの作り方や型紙をご利用になる方へを読んでくださると嬉しいです。 2016.9.24 更新 |
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※ 糸についてですが、普通の手縫い糸だと太かったり途中で切れたりするので、キルティング用の『デュアルデューティー』や『スパン手縫糸』などをお勧めします。 |
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まず、花びら用の布を外表(表が見えるように)で縦長に半分に折ります。(3×30cmになるように) 次に、「わ」のほうから写真のようにカーブに縫っていきます。縫い終わりもカーブに縫ってね♪縫い代は5mmくらいでいいと思います。糸は切らずにそのままにしておいてくださいね♪ カーブ寸法は下図くらいが目安です。適当でいいけどね(^^ゞ 縫い終わったら、写真のように余分な縫い代をカットします。 次は巻いていきます。ここが肝心なので、形を整えながら進めていってね(^_^) 今縫ったところを、糸を引いて15cmくらいになるようにギャザーをよせたら、縫いはじめのほう(右端)から巻いていきます。ギャザー寄せたほうを芯として、形よくね♪ 巻き終わりは写真のようになります。巻き終わったら下の部分(芯)を止めるように、縫い代全体に針を通して、何回か糸をわたして、玉止めをします。 これがとめた下の状態です。私がよくやるのは、中心部の縫い代に針が通っていなくて、中心部の縫い代がスポッと抜けてきちゃうことが(^^ゞ そうならないように、しっかりと中心部の縫い代まで針を通してね♪ こちらが、巻き終わって、上から見た状態。ちょっと30cmだと巻きが足りないかな?そう思ったら、この外側にまた、もう一枚巻いていくといいかも。でも、ヘアゴムとして作るなら、このくらいでも大丈夫だと思います。 次に、縫い代部分を隠すための布を作ります。2〜3mm内側をぐし縫いします。縫い終わったら玉止めせず、そのままにしておいてください。 ※フェルトを使う場合はこの作業は不要です(^_^) 中心部に厚紙を入れ、糸を引きます。このとき、周囲に折り目がしっかりつくように、少し押さえつけるといいかもしれません。一度、糸をゆるめて厚紙を抜きます。抜いた後、もう一度糸を引いて、形を整えてね♪ 花の中心にゴムの結び目がくるようにおいて、先ほど作った布をかぶせて、周囲を花びらの布にまつります。このとき注意しなければならないのが、花びらのほうの布を引っ張りすぎて、一番外側の花びらだけが丈が短くなってしまうこと。 方法としては、花びらの上のほう(「わ」のほう)を引っ張るようにして縫いつけていくと、下に引っ張られずにいい感じに仕上がります(^_^) ※ フェルトを使う場合は、フェルトをかぶせてまつってね♪ この方法だと髪を結んだ時にゴムの締りが悪いように思います。できれば、ゴム隠し用の布の外にゴムを縫いとめたほうがいいと思います。もし、フェルトを使用する場合は、フェルトに目打ちで穴をあけて、ゴムを通してフェルトの内側で結んでからフェルトを縫い付けると、ゴムが隠れていいと思います。 今回はヘアゴムでしたが、ゴムの変わりにピンをつけると、コサージュとしても使えます。左の写真はオーガンジーで作った巻きバラのコサージュです。上から見た写真はこちらにあります。 |
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