タータンチェックのような柄あわせの必要な生地や、柄が一方向しか向いていない一方裁ちの生地を使う場合は、型紙の配置方法をちょこっと気をつけるだけで、仕上がりに差が出ます(^_^) そのやり方をご紹介しますね♪ 2016.10.25 更新
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通常の配置 柄あわせの場合 柄あわせが不要な生地の場合は、左上写真のように型紙を上下交互に配置してもOKですが、柄あわせが必要な生地で交互に配置してしまうと、下の写真のように柄(ハート柄)が逆さまになってしまいます。
柄あわせが必要な生地や一方裁ちの生地は、左下写真のように型紙を同じ向きに配置する必要があります。さらに、タータンチェックなどの場合、横のラインもそろえないと、柄がずれてしまうので、下記のやり方で配置します。 まず、布を半分に折り、「わ」にします。この時に上と下の布の柄がきちんと合っているか確認してください。ここで柄が合っていないと、せっかく柄合わせしても柄がずれてる(>_<)なんてことになるので…。 次に基準となる位置を決めて型紙を配置します。今回は縦のラインも入っているので、型紙の中心線と布の縦線が合うように配置してください。 一枚目を配置したところの拡大図です。今回は上から4本目の横線(茶色の線)を基本にして配置しました。次の型紙からはこの線を合わせて配置すると、柄がずれません。 2枚目は、先ほどカットした布を型紙として配置します。紙の型紙でもいいんですが、このほうが柄がよくわかるので、やりやすいと思います。布のしわをしっかり伸ばしてカットしないと、へんな形に仕上がってしまいます。 線を引きましたが、そうしないとわからないくらい線がちゃんとつながっているでしょ?縦の線は生地の線と並行になっていれば大丈夫です。 こちらが2枚目を配置した拡大図。配置している布の型紙が見えますか?最初に基準にした線が合っていますでしょうか?こんな感じで3枚目も配置してカットすれば、柄合わせがきちんとできるはずですが…(^^ゞ とまあ、こんな感じです。Aタイプの場合、トップは柄合わせの必要がないので、好きなところでカットしてOKです。 〜柄あわせの例〜 左は柄あわせしています。チェックがきれいにつながっているのがわかりますか? |
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