アンケートの中で、専門用語の解説みたいなのがあるといいと書かれていたので、これは?と思われるものを解説してみました。 2022.12.11 更新 |
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原型・製図(囲み製図)・型紙(実物大型紙)
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布の表と裏
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布の縦と横【布の縦と横】ロールで売っているものから『○cmください』と購入した場合は、その『○cm』が布の縦です。 カット生地の場合や家に戻ってから、わからなくなったときは布の端(みみ)を見て下さい。布端(みみ)は、ほつれないように処理されていたり、著作権表示の文字プリントがあったり、針穴が開いていたりします。そちらが横になります。 【みみ】がないカット生地やハギレの場合、プリントされている柄を見て縦横を判断してください。 【布目(地の目)】洋服などの型紙の場合、『←布目→』や『←地の目→』と書かれている場合があります。その場合は、その方向に型紙を配置して裁断してくださいという意味です。 バッグ等の場合は縦方向が布目(地の目)になります。布目を無視して作ると、生地が伸びたり柄の向きが90度回転したりします(つまりは出来上がりが美しくないということです)。 |
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縫い代・出来上り線
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中表(なかおもて)表どおしが内側になるように1枚の布を二つ折りにすること。もしくは2枚の布を重ねる時に表どおしが内側になるようにすること。 外表(そとおもて)表どおしが外側になるように1枚の布を二つ折りにすること。もしくは2枚の布を重ねる時に表どおしが外側になるようにすること。 |
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【わ】と【みみ】ほつれ止めがしてある布の両端が【みみ】といい、布を二つ折りにしたときの折山が【わ】です。 製図や型紙に【わ】と書かれているときは、布を二つ折りにして【わ】にします。広げて1枚の布にすると図のように2倍の大きさになりますので、間違って【わ】のところで裁断しないように注意してください。 ちなみに【みみ】はほつれないので、うまく利用すると縫い代の始末がいらなくてラクです。 |
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