前後同型でスモックのように頭からかぶるだけ! ノースリーブシャツの作り方 〜つづき〜 です。 型紙ダウンロードはこちらです。 ※ ご利用前に当サイトの作り方や型紙をご利用になる方へを読んでくださると嬉しいです。 2016.11.27 更新
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その5 首ぐり・袖ぐりの始末(バイアステープ) 首ぐり・袖ぐりをバイアステープで始末します。ここが一番難関かもしれませんが、ゆっくりやれば大丈夫ですので頑張ってください(^^) 今回は表から見えないように処理する方法をご紹介しますが、わざとバイアスを表につけてアクセントにすることもできます(左写真参照)。 見頃を表にひっくり返した状態でバイアスと見頃を中表に合わせます。 開始位置は1cmくらい折り返して配置します。バイアスの開始位置は肩からスタートするといいと思います。袖ぐり・首ぐりともに。カーブが多いので、マチ針の間隔は狭くしたほうがいいと思います。私はだいたい3〜5cm間隔でとめていきます。 もし、バイアスを表に見せる場合は、見頃の裏とバイアスの表を合わせて配置します。あとは縫い方は一緒です。 一周したら最後も1cm長めに切って最初のように折り返して配置します。バイアステープは重ねず、端どおしを突き合わせるように配置します。ここがゴム通し口になります。 ミシンをかける位置は布端から5mmくらい下がったところです。バイアステープに折り目がついているので、その位置を目安に縫っていくといいと思います。最初と最後は返し縫いを忘れずに。 別な画像ですみません(汗) 縫い終わったらバイアスを起こして見頃の裏側に返します。 裏側に返した時に、表からバイアステープが見えないように少し裏側に控えるようにするといいです。この状態でアイロンをかけると落ち着いて次のミシンがけが楽になるかもしれません。 この状態でミシンをかけます。ミシンをかける時はバイアステープの突き合わせ位置からかけるといいと思います。最初と最後は返し縫いを忘れずに。 ミシンをかけた状態。裏側にはバイアスが、表にはミシン目だけが見える感じになります。 もし、バイアスを表に見えるようにした場合は表裏逆の仕上がりになります。 その6 ゴムを通す 袖ぐり・首ぐりにゴムを通します。ゴム通し口は先ほどバイアステープを縫いつけた突き合わせ位置になります。 袖ぐりはゴムの長さが短いので、その長さに切ってから通すと大変なのでゴムに印をつけておいて、通したあとにゴムを切るほうがいいと思います。 袖ぐりは左右各1本ずつゴムを通しますので、同じ長さのものが2本必要です。なので、1本目の長さのところに印をつけます。次にゴムがねじれないように表裏の区別を印つけます。この印は開始位置と終わり位置の両方につけておくと便利です。 ゴムを通したら既定の長さにカットし、1cmくらい重ねるようにして手縫いでかがります。ミシンで縫ってもいいですが、大変かもしれません。結ぶとゴロゴロしてしまうので、やめたほうがいいです。 ゴムが外に出ている状態だと思いますので、通したところを両側に引っ張るとゴムが内側に入っていきます。 ゴムのつなぎめがもしかして引っかかって入っていかないかもしれないので、その時は目打ちなどで少しバイアスの内側に押し込んでから引っ張ってあげるときれいに内側に入ると思います。 ゴムが成長とともに、きつくなったりした時は、ここからゴムを引っ張り出して新しいゴムに付け替えることも可能です。 これで完成ですヽ(^。^)ノ 丈を長くして裾を少し広げるとワンピースにもなります。 |
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