その4 もう一方の端にファスナーをつける 次に、そのまま(上の写真)の状態で、中表になるように布を二つ折りにします。 このとき、布端をファスナーより5mmずらして配置します。ファスナーと布をとめるようにマチ針をうちます。 反対側から見るとこんな感じ。 布端から1cmのところにミシンをかけます。最初と最後は返し縫いを忘れずに。 表にひっくり返して、今縫ったところの縫い代を本体側に倒してアイロンをかけます。 表からステッチをかけます。今度は輪になっているので、少し縫いづらいかもしれません。 ※ ステッチをかけるときはファスナー押さえのままでも、普通の押さえに変えても、どちらでもかまいません。 ファスナーを全開にして、押さえの下に入れ、縫い始めます。最初、スライダーが邪魔になるかもしれませんので、その時は少しスライダーをあげてファスナーがとじた状態でミシンをスタートさせてください。最初と最後は返し縫いを忘れずに。 その5 脇を縫う ファスナーのムシが中心になるように脇を合わせます。ファスナーがついている布端どおしがずれないように、ここもしっかりと合わせてマチ針でとめます。 ループ(紐)を挟み込む場合は、ここで挟んでおきます。最初に仮止めしている場合は大丈夫です。途中まで作ってから、やっぱりつけたくなった!という方はここがラストチャンスです!!(笑) 両端1.5cmのところをミシンで縫っていきます。その前にファスナーを半分あけていてください。表にひっくり返せなくなりますので(^_^) ファスナーが開いていると、スライダー側を縫うときにずれるか心配…という方はファスナーを閉じた状態で、まずスライダー側の脇を縫います。 次に、ファスナーを半分あけて、反対側(ファスナー留め具側)を縫うといいと思います。最初と最後は返し縫いを忘れずに。 脇からはみ出ている部分のファスナーはカットしてください。 こちらも質問があったので追記しました。とても重要なことだったのに、すみません…。 脇を縫うときに、ファスナーの金具位置が重要になります。スライダー側は金具の外側ギリギリを通るように脇を縫って下さい。縫い代1.5cmとっていますが、ファスナーの金具位置を優先にして縫って下さい。 こちらは留め具側です。こちらは金具の内側を通るように縫って下さい。フラットニットファスナーの場合は、留め具が金具ではなく透明なプラスチックを溶かしたようなものになっていますので、位置を慎重に確認して、縫うときに針がぶつからないように気を付けて下さい。 ファスナーをつけるときに若干、ずれてしまって縫い代が1.5cmちょうどにならない場合があります。ファスナーの金具を優先で縫い代を調整して大丈夫です。仕上がりサイズはそんなに変わりませんので(^_^) 完成ヽ(^o^)丿 表にひっくり返したら完成ですヽ(^o^)丿 裏地つきファスナーポーチの作り方でも、ファスナーの縫い方や脇を縫うときのポイントを書いておりますので、併せてご覧いただくと、より、わかりやすいかもしれません(^_^) |
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