見返しありのジャケットやパジャマの襟の付け方をご紹介します。 今回は前身ごろと見返しがつながっているタイプで、後ろ見返しもあるタイプの襟の付け方をご紹介します。 2015.5.25 UP
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その1 襟を作る 襟を中表に折り、両脇をミシンで縫います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。 襟が2枚に分かれている場合は、2枚を中表に合わせて衿ぐり以外の周囲を縫います。 写真の○印の縫い代を両方、ごろつかないように三角に切り落とします。 表に返し、アイロンで形を整えます。 表襟側からステッチをかけます。デザインによってはステッチを省略しているものもあると思います。その場合は作り方に沿って進んでください。 見返しは今回、前身ごろと一体型の場合で説明します。見返しが別になっている場合は、作り方に沿って進んでください。 型紙に【えりつけどまり】というところが必ずあると思いますので、その位置を身頃に付けておいて下さい。ノッチを入れておくといいと思います。 前見返しの肩と後ろ見返しの肩を縫い合わせておきます。 身頃の表の上に、表襟を上にした状態で重ねます。中表ではないので、気を付けて下さい。 合わせるときは①後ろ中央②肩③えりつけどまりの3ヶ所を先に合わせてマチ針で留めます。 肩は前後肩を縫い合わせた縫い目のところと、襟の肩位置(こちらも型紙に記載があると思います)を合わせて下さい。 衿付けどまりの位置はこんな感じです。 その上に見返しを中表に重ねます。このときも見返しの前中心位置、肩の位置を必ず合わせて下さい。 えりぐりの位置にミシンをかけます。縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。 えりぐりのカーブ部分の縫い代に切り込みを入れます。こうすることによって、表に返した時にカーブ部分が突っ張らずにきれいに仕上がります。 もうすでにステッチが入っていますが、表に返した時にこんな感じになっていればOKです。こちらは最後にボタンをつけるタイプのデザインなので、襟付け位置がこの位置になっています。ファスナー開きの場合は、もう少し襟位置が前中心にくると思います。 ※ その他の手順はこちら(ボタンあきパジャマ・襟なしの作り方)を参考にして下さい。 |
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