フェミニンなイメージのパフスリーブ。袖山と袖口にギャザーを寄せて縫い付けるので、なんだか難しそうなイメージがありますよね? ミニーちゃんワンピを作った時のパフスリーブの縫い方をご紹介したいと思います。 ※ ご利用前に当サイトの作り方や型紙をご利用になる方へを読んでくださると嬉しいです。 2016.7.12 更新 |
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作り方
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その1 ギャザー用ミシンをかける 袖山と袖口にギャザーを寄せるためのミシンorぐし縫いをします。ミシンでやる場合はこちらを参考にしてください。 ※ 長袖等、袖口のギャザーが不要なデザインの場合は、袖山のみでOKです。 その2 身頃の肩を縫う 身頃の肩を縫い合わせて縫い代を割っておきます。 その3 身頃と袖を合わせる(袖下を後から縫う場合) ※ 袖下を先に縫う場合は、ワンピースの作り方bP8〜bQ4を参考にして下さい。 身頃と袖を中表にあわせます。まず、袖山と肩位置を合わせてマチ針をうちます。 このとき、肩の縫い代は割った状態になるようにしてください。 ※ デザインによっては片倒しになっている場合もあるかもしれませんが一般的には縫い代は割ります。 次に脇(袖下)、合印を合わせてマチ針をうちます。合印は前袖と後袖それぞれにあるはずです。 脇〜合印まではギャザーを寄せませんので、間にマチ針を数本さしてください。5cm間隔くらいでOKです。反対側の脇〜合印も同様です。 今回私が使った型紙には通常の合印しかついていなかったので、そこがギャザー止まり位置と勝手に判断して進めましたが、型紙によっては合印のほかにギャザー止まりの合印がある場合もあります。 その4 ギャザーを寄せる ギャザーを寄せます。ギャザーの寄せ方はこちらを参考にして下さい。 全体のバランスをみながらギャザーにアイロンをかけて落ち着かせます。アイロンをかけることによって、その後のミシンがけがラクになります。 その5 袖と身頃を縫い合わせる 袖の出来上がり線にミシンをかけます。最初と最後は返し縫いを忘れずに。ギャザーミシンは縫い代の範囲内でかけていると思いますので、本縫いしたときに表からギャザーミシンが見えてしまうことはないはずです。 その6 縫い代の始末をする 縫い終わったら袖山の縫い代を2枚一緒にほつれどめをします。袖側を見ながらかけてください。そのほうが仕上がりがきれいですが、縫い代なので表からは見えませんが(*^^*) 裁ち目かがりをしたら、アイロンで縫い代を身頃側に倒してください。 その7 ステッチをかける ここは省略してもかまいませんが、今回はさらにステッチをかけました。ステッチは身頃・表からかけます。 ここまでで袖のつけ方は終わりです。この後は、ミニーちゃんワンぴのように袖口にギャザーを寄せて別布でくるむ方法をご紹介します。 ここまでで用は済んだ!という方はhandmadeメニューに戻れます♪ありがとうございました(^_^) その8 袖下〜脇を縫う 次に袖下〜脇をつづけて縫います。 ここで重要なのは脇をしっかりと合わせることです。脇下なので、見えないといえば見えないところですが…。 ミシンをかけるときは、くの字になりますので、きれいに仕上げたい場合は脇のつなぎ目で一旦ミシンを止めます。そして押さえをあげて布の向きを変え、それからまたスタートすると、きれいに縫えると思います。 その9 縫い代の始末をする 写真では1枚ずつ縫い代の始末をしていますが、だいたいのデザインでは2枚一緒に縫い代の始末をして、後ろ身頃側に倒します。もし、縫い代を開くデザインの場合は、アイロンで縫い代を割ります。 |
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