裾の始末をする ★三つ折りで始末する 縫い代を先に1cm折り、さらに出来上がり線で折ってアイロンをかけます。下端から2〜3mm上の位置にミシンをかけます。縫い始め縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。 ※ ウエストの始末も参考にしていただくとわかりやすいと思います。やり方は一緒です。 ★二つ折りで始末する 先に縫い代の始末をしてから(ジグザグミシンorロックミシンをかける)、出来上がり線で折ってアイロンをかけます。先にマチ針でとめてから、アイロンをかけるとやりやすいと思います。 布端から5mm内側の位置にミシンをかけます。ロックミシンやジグザグミシンをかけた縫い目の上を縫うと、ちょうどいいくらいです。縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。 フリーアームになる場合は、写真のようにして縫うと縫いやすいと思います。お子さんのズボンのように裾が狭い場合は、フリーアームを使わず縫うしかないのですが…。 写真が小さくて見えますでしょうか?表から見るとこんな感じになります。これは三つ折りした場合も同様です。 どこから縫い始めるか?ですが、私は内股のところからスタートします。そうすると返し縫いの縫い目が目立たなくていいかな?と。 三つ折りにする場合は、まず最初の縫い代(例では1cm)を折り、マチ針でとめます。本当はマチ針は縫う方向に対して、垂直にさしたほうがいいんですが、私はいつも横にさしてます^^; ここでアイロンをかけられる場合は、アイロンをかけて折り目をつけておきます。 さらに出来上がり線で折り、マチ針でとめてアイロンをかけます。 私は左写真のように出来上がり位置にマチ針をさしておき、その位置で折り返します。縫い代線をつけていても布の裏側なので、見えにくいですよね? 言葉だけで説明するのは難しいのですが、ご自分のやりやすいようにやっていただいて結構です(^_^) 次にミシンで縫います。布端から2〜3mm内側のあたりを縫っていきます。 縫うときはゴム通し口のあるところから縫って、最後に1.5cmくらい重ねて縫うと丈夫になっていいと思います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。 ゴム幅はお好みですが、1cmくらいの細いものを選ぶか2.5cmくらいの広幅のものを選ぶか。細いものを通す場合は、上下2本通したほうがいいと思います。1本では弱いので。 ゴムを通し口が1cm〜1.5cmであればゴムは0.8cm〜1cmのものを使うとよいでしょう。ゴムを通すところが2cmでゴムも2cmだときつくて通らないので、少し幅の狭いものを選ぶとよいでしょう。 ゴム通し口からゴムを通します。今回はちょうどいいゴムがなくて細いゴムを使いましたが、ウエストなどの長い距離に通すときは紐通しは長いものを使い、もし裾にゴムを通すのであれば短めのものを使うとよいと思います。 最後にゴムを2cmほど重ねて縫いとめればOK。ミシンでも手縫いでもどちらでもOKです。 細いゴムの場合は直線ミシンで縫う位置をずらして縫い(写真上)、太いゴムの場合は四角く縫った後にバッテンを描く様に縫う(写真下)といいと思います。 手縫いでやるときは中央部分を並縫いし、その後、両脇をかがるように縫うといいと思います。 完成\(~o~)/ これで完成です。いかがでしたでしょうか? |
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