ペットボトルケースの作り方は、あちこちで紹介されていますが、水筒ケースって市販でもなかなかないですよね…。 遠足に水筒は必需品。ステンレスの水筒はあちこちぶつけて傷だらけ…。なので、子供たちにはいつも水筒ケースを作っています。とっても簡単なつくりですが、作り方をご紹介したいと思います。ペットボトルケースとしても応用できますので、ご参考までに…。 このページ右下に電卓も用意しました。ページ内に表示されない場合は→をクリックしてください。 2016.11.14 更新
※ ご利用前に当サイトの作り方や型紙をご利用になる方へを読んでくださると嬉しいです。 |
||
今回の水筒は500mlのペットボトルとほぼ同サイズ。この寸法で作ればペットボトルケースとしても応用できます♪ ★ 材料
★ 今回作った水筒&ケースの寸法
★ 500mlペットボトルサイズ型紙UPしました。 |
||
※ 各説明文に、例としての数値を入れています。自分の計算があっているかどうか、確認しながら進めてみて下さい。 その1 底の型紙をとる 紙の上に水筒を置き、底の円をなぞって型紙をとります。もしくは底の直径を測り、円を描いてもOKです。 例:底の直径7cm(半径3.5cm)
型紙の補正(でっぱりのある水筒の場合のみ) すっきりした円柱ではなく、写真の水筒のように、でっぱり部分がある場合は、底の型紙を補正します。 水筒の一番でっぱっている部分の直径を測ります。図のように、定規で横幅を測るだけでOKです。この場合、正確な寸法でなくても結構ですが、実寸よりも小さくならないように気をつけてください。 次に、その1で作成した円を、でっぱり部分も含んだ直径の円になるように線を引きなおします。コンパスがあれば一番いいのですが、普通の定規でも十分です。 私のやり方は、
例:でっぱり部分も含んだ直径9cm(半径4.5cm)の場合
先ほどの直径7cmの円→直径9cmの円にします その2 底にゆとりを加える 底に多少ゆとりを持たせたほうがいいので、ゆとりを加えます。ゆとりは直径で1cmくらいでいいと思うので、先ほどの円より直径で1cm(半径0.5mm)大きい円を描きます。 例:先ほどの直径9cmの円→直径10cmの円になります
その3 縫い代を加える 次に縫い代を加えます。周囲に1cmの縫い代をつけますので、直径で2cm(半径1cm)大きい円を描きます。 例:先ほどの直径10cmの円→直径12cmの円になります
その2とその3をまとめて円を描いてもOK その1で描いた円にゆとり直径1cm(半径0.5cm)と縫い代直径2cm(半径1cm)をまとめて、直径3cm(半径1.5cm)大きい円を描けば、何度も円を描く必要がなくてラクだと思います。 ただ、間違いを防ぐ為には、一度ゆとりを加えて円を描き、縫い代を加えて円を描きというほうがいいかもしれません。 その4 側面の型紙をとる ★ 横寸法を計算する ゆとりを加えた底(その2で描いた円)の直径をもとに円周を計算します。 円周=直径×3.14=側面の横の長さ
例:ゆとりを加えた底が直径10cmの場合
直径10cm×3.14=31.4cm≒31.5cm ★ 縦寸法を計算する 次に、水筒の高さを計測します。巾着型にしぼる形ですので、高さに余裕分として底の実寸半径寸法(今回の例でいうと3.5cm)を加えます。でっぱりがある水筒の場合は、でっぱり分も含んだ半径寸法(今回の例でいうと4.5cm)を加えます。 あとはお好みなので、実際に水筒に布をまきつけ、巾着の紐を絞った時のイメージで、このくらいは余裕欲しいかな?というところを決めて下さい。 水筒の高さ+余裕(でっぱり分も含んだ実寸半径寸法)=側面の縦の長さ
水筒の高さ:25cm、直径9cm(半径4.5cm)の場合
25cm+4.5cm=29.5cm ★ 縫い代を加える 横は左右各1cm、縦は下が1cm、上は3cmです(図参照)。上の3cmは巾着の紐を通す部分ですので、紐が太い場合は、もう少し縫い代を多めにとったほうがいいと思います。 横:31.5cm+縫い代2cm=33.5cm
縦:29.5cm+縫い代4cm=33.5cm これで底と側面の型紙が出来ました!次はいよいよ裁断です。 |
||