盛岡といえば『さんさ』でしょう!ということで、さんさ太鼓ケースの作り方をこれまた自己流ですが、ご紹介したいと思います。 最初のページ(材料等)はこちらです。 このページ右下に電卓も用意しました。ページ内に表示されない場合は→をクリックしてください。 ※ ご利用前に当サイトの作り方や型紙をご利用になる方へを読んでくださると嬉しいです。 2014.1.24 更新
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面部分の直径を測る 面部分の直径を測ります。ロープ部分の出っ張りも含んだ直径を測ります。1cm未満の端数は切り上げてcm単位で計算したほうがラクだと思います。 太鼓の幅を測る 太鼓の幅(ロープがわたっている部分)を測ります。ここもロープの出っ張りまで含んだ寸法で測ってください。1cm未満の端数は切り上げてcm単位で計算したほうがラクだと思います。 バチの長さを測る(バチを入れるポケットをつける場合) 我が家は側面ポケットにふたをつけて、バチを収納するようにしています。もし、そのようにしたい場合は、バチの長さを測ってください。バチを入れる巾着を作って入れている方も多いようです(^_^) 今、計算した寸法をもとに、ゆとりや縫い代を加えて実際に裁断する寸法を計算していきます(^_^) |
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その1 面にゆとりと縫い代をプラスする 面寸法そのままだと、出し入れが大変なので、多少のゆとりをプラスします。これはお好みですが、0.5cm(直径で1cm)で大丈夫かな?と思います。さらに、縫い代を1.5cm(直径で3cm)プラスします。 そうすると、面の直径寸法+4cmの円になります。 ※ 太鼓寸法ぴったりにしたい方は、ゆとりを入れなくてもOKです。 ただ、縫うときに縫い代が少しでもずれると、太鼓が入らない(゜o゜)ということもありえますので、ご注意ください(^_^) その2 面の円周を計算する その1で算出した面(ゆとり+縫い代も含んだ数字)の円周を計算してください。 ※ この数字が重要ですので、少数第1位まで求めておいたほうがいいかも。 円周 = 直径 × 円周率(3.1415) その3 マチ①を計算する マチはファスナーがついている開閉部分①と底の部分②にわかれます。まず、ファスナーがつくほうのマチ①を計算します。
※ 横(幅)は、下図【マチ展開図】のようにファスナー分だけ幅が広がりますので、自然に全体で1〜1.5cmゆとりがプラスされます。もう少し大きくしたい方は横(幅)にゆとりをプラスしてください。ただ、上記寸法のものが2枚になりますので、プラスしたゆとりも2倍になることをお忘れなく! 上記寸法に縫い代を加えます。縫い代は周囲1.5cmですので、 縦 = A+縫い代3cm 横 = B+縫い代3cm となります。この寸法のものが2枚必要になります。 その4 マチ②を計算する 次に底の部分になるマチ②を計算します。
※1 ファスナー分は1〜1.5cm。マチ①にファスナーを縫い付ける時に、どのくらいあけるかにより異なります(下図中央)。 こちらをご覧いただくと、どんな感じというイメージがつかみやすいかな?なので、マチ①を縫ってからマチ②を裁断してもOK。 ※2 横(幅)にプラスするゆとりは、マチ①に加えたゆとり×2 にしないと、マチ①と縫い合わせる時に寸法があわなくなりますので、注意してね!こちらをご覧いただくと、どんな感じというイメージがつかみやすいかな?ま、若干合わない時は、ごまかしできますので大丈夫(^_^) その5 ポケットを計算する ※ポケットをつけない場合は省略
その6 ポケットを計算する ※ポケットをつけない場合は省略 ポケットにふたをつける場合はふたの分も計算します。経験上、ふたをつけないとバチを入れて持ち歩いているうちに落ちてきたりという事が多々(^_^.) 図ではポケットの幅は持ち手幅いっぱいにと書いてありますが、縫うのに大変だったりするので、持ち手の内側におさまるくらいでも大丈夫です。 高さもお好みですが縫い代含まずの寸法で5〜7cmくらいがちょうどいいのではないでしょうか? それに縫い代を加えます。上の部分だけ2.5cmで、あとは1.5cmでOKです。 ※ ふたの縫い代の始末ですが、厚いので薄手の布と2枚あわせにしてつけるか、周囲をバイアステープでくるんで処理します。バイアステープでくるむ場合は、1.5cmの縫い代部分は不要です。こちらをご覧いただくと、どんな感じというイメージがつかみやすいかな? |
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