お問い合わせの多かった裏布つきレッスンバッグの作り方をUPしました。裏地つきバッグの作り方もいろいろありますが、そのうちの一つです。初心者の方でも表地と裏地の寸法があわない〜!なんてことがない作り方です。 中とじをするので(省略できます)、裏布が出てくることがなくて、使い勝手はいいと思います。 ※ A4 2枚に印刷できるよう、印刷用PDFファイルを作りました。 ※ ご利用前にこちらの注意事項を読んでくださいね♪ 2016.9.21 更新 縫う手順としては
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材料
裏布は縫い代含み寸法で縦を1cm短くカットします。例えば縦63cmの場合、裏布は62cmでカットします。出来上がったときに裏布がバッグの内側で、おさまりがよくなるようにするためです。 ※ 表地がキルティング等の厚みのある生地の場合は、横寸法も1cm小さくカットします。 |
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作り方
その1 ポケットをつける ポケットをつける場合は、ポケットのつけ方(四角・角丸)を参考に、ポケットを先に縫い付けて下さい。表につける場合は表布に、内ポケットをつける場合は裏布に縫い付けます。 その2 持ち手をつける 表布(表)に持ち手を配置します。横中心位置から左右同寸法になるように印をつけて持ち手を配置します。持ち手の端と布端を合わせるように配置してください。 伸縮強化縫い(下写真参照)の縫い模様を使って、持ち手を丈夫につけます。つける位置は出来上がり位置から5mmくらい上の位置に縫い付けます。伸縮強化縫い機能がないミシンの場合は、直線で3往復(同じところを3回縫う)し、丈夫につけます。 ミシンによって表示は多少違うと思いますが、このように直線が3つ並んでくっついている縫い模様が【強化縫い】です。返し縫いの必要はありません。 その3 表布と裏布を合わせて縫う 表布と裏布を中表にあわせます。持ち手は内側に入れてください。持ち手のついている横部分を縫い合わせますので、その部分にマチ針を打ちます。 裏布を1cm小さくカットした場合は、裏布を中心に寄せ、左右5mmずつ均等にあくように配置してください。 持ち手のついている側の端から端までミシンで縫います。布端から1.5〜2cm下がったところを縫います。最初と最後は返し縫いを忘れずに。 上下どちらか一方は返し口を残して縫います。返し口の位置ですが持ち手と持ち手の間を縫い残すとラクだと思います。 このとき、表からみて、持ち手を仮止めした縫い目が見えていないか確認してください。もし、表から見えるようであれば、それが隠れるように、もう一回ミシンをかけてください。最初に縫った縫い目はほどかなくてもOKです。 その4 脇を縫う 脇を開いて、表地と裏地を写真のように合わせます。 このとき、表布の縫い代は裏布側に2枚一緒に倒してください。あと、表布と裏布の境い目をきちんと合わせてください。ここがずれていると仕上がったときに、バッグの口部分がずれてしまいますので…。 両脇を布端から布端までミシンをかけます。縫い代は1.5cmです。最初と最後は返し縫いを忘れずに。 ミシンをかけるときは表布側から縫い始めたほうがラクだと思います。縫い代が裏布側に倒れていますので、縫い進むときにスムーズにいくと思います。 今縫った脇の縫い代を開きます。アイロンをきちんとかけてください。 縫い代の1枚を本体側に倒すようにかけていただければOKです。 底の部分は軽くアイロンの先をあてる程度で大丈夫です。 |
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