ギャザーっていうと、手縫いでチクチク…。特にウエストなんかにギャザー寄せるなんて、とんでもない(汗)ヒェ〜(泣)大変だ〜(汗)と思われている方も多いと思います。それがミシンで簡単にできるんです!!!その方法をご紹介したいと思います(^_^) まずはギャザーを寄せるためにミシンの準備が必要です。このページではその下準備をご紹介したいと思います。 2016.7.8 更新 |
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その1 ミシンの上糸調子を弱くする ミシンでギャザーを寄せる時、気をつけなければならないのは糸調子です。本来、糸調子を正しい状態でミシンがけしますが、ギャザーの場合は、糸調子をわざと崩して、糸を引っ張りやすくします。 そのためにはどうするか? → ミシンの上糸調子を弱くします。 上糸を強くしても糸調子は崩れるよね?と思われるかもしれませんが、上糸を強くしてしまうと、上糸がきつくて切れやすくなります。 ★ 糸調子を弱くする方法 ★
糸調子ダイヤルがないコンピュータミシンの場合でも、糸調子を調整することは可能です。どこかに【糸調子】のボタンがあるはずです。そこで糸調子をずらすことができます。
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その2 針位置を中央基線にする(針位置が変更できるミシンの場合) こちらは、あまり重要ではありませんが、針位置を中央基線にしたほうが縫うときにラクかな?という個人的な感想です。
針位置が左の場合、押えの右端から針位置までがだいたい1cm。針位置中央だと、右端から針位置までがだいたい7mmくらいになります。 ★ 針位置中央だと何がいいの? ギャザー寄せミシンは、縫い代の中心(縫い代1.5cmだと0.7cmくらいの位置)くらいにミシンをかけるといいので、針位置中央基線だと、ちょうど布端と押えの右端を合わせて縫っていく事が出来るので、縫う位置の目安がつけやすいです。 ※ 針位置左のままでも、縫い代の真ん中あたりを縫っていけばOKです(^_^) ※ コンパクトミシンは、針位置中央基線だけっていうミシンが多いと思います。 |
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その3 縫い目の長さを最大にする 縫い目の長さを最大にします。通常のミシンだと2.5くらいだと思いますが、一番大きい縫い目の長さにします。私のミシンは通常が2.3→最大で4です。 コンパクトミシンの場合は、縫い目の長さを模様選択ダイヤルだけで選ぶタイプもあります。その場合も、一番大きい縫い目の長さの直線を選んでください。
★ どうして縫い目の長さを大きくするの? 手縫いでギャザーを寄せる時、なみ縫いしますよね?その時の縫い目の長さに近づけて、糸を引っ張りやすくするためです。縫い目が細かいと、目がつまりすぎて引っ張りにくくなります。 |
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基本
その1 ギャザー用のミシンをかける ★ ポイント ★
★ もう少し詳しく… ★ 糸を引っ張ってギャザーを寄せますので、縫い初めと縫い終わりは5cmくらい糸を残した状態にしてください。自動糸切りつきのミシンの場合は、下糸が出ていないので、下糸を一旦引き上げて、上糸と下糸を2本一緒に押えの下にくぐらせておいて下さい。 返し縫いをしてしまうと、糸を引っ張っても引っ張れません(笑)。なので、縫い初めも縫い終わりも返し縫いはしないでください。 ギャザー用のミシンをかける位置ですが、縫い代の中心くらいにかけるのが一般的です。ただ、縫い代が3cmもある時は、出来上がり線から5mmくらい上の位置にかけます。 通常、1cm〜1.5cmくらいの縫い代をつけていると思いますので、ちょうど縫い代の半分くらいの位置にかけるとちょうどいいです。 手縫いでギャザーを寄せる場合、糸2本どりで、上下に2本のギャザー縫いをするのが一般的です。もし、ギャザーがうまく寄らないな…という時は、手縫い同様、ギャザー縫いミシンを縫い代部分に上下2本かけると、より安定感が出るかと思います。 ★ 端から端までギャザーを寄せる場合 ウエスト等の場合は、布端から布端までギャザーを寄せますので、左図のように布端〜布端までミシンをかけてOKです。縫い終わりは5cmくらい糸を残した状態で切って下さい。自動糸切りつきのミシンの場合は、糸切りボタンを押さず、針を上にあげて糸を引っ張って糸切りハサミで糸を切って下さい。 ★ 袖山等にギャザーを寄せる場合 袖山等の場合は、袖山のみにギャザーを寄せるので、ここからここまでというギャザー寄せ区間が決まっているはずです。ただし、実際にミシンをかける場合は、ギャザー寄せ位置から前後3〜5cm、余分に縫って下さい。 糸を引っ張ってみるとわかりますが、ギリギリに縫ってしまうと最初と最後のところにギャザーが寄らなくなってしまうので。 |
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その2 ギャザーを寄せる 上下どちらの糸でも大丈夫ですが、糸を1本引っ張ると布の下にある糸がループになって出てくるはずです。このループを引き出してもいいですし、そのままでもOKです。 あまり強く引っ張りすぎると、糸が抜けてしまいますので、心配な方は縫い終わりの糸を手で固結びしておくと良いです。 縫い初めに糸が少し絡んでる場合は、糸絡みを目打ち等でほどいておいて下さい。 次に実際にギャザーを寄せる方法ですが、
とあります。それぞれの方法を例を用いてご紹介していますので、参考にしてみて下さい(^_^) |
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