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さんさ太鼓ケースの作り方

盛岡といえば『さんさ』でしょう!ということで、さんさ太鼓ケースの作り方をこれまた自己流ですが、ご紹介したいと思います。

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2014.1.24 更新
裁断・縫製

布の配置図

配置図

いよいよ裁断します!配置図は左図のようにすると無駄が少なくていいかと思います。ポケットは一番最後にし、一番大きいもの(面)から裁断していくといいでしょう。

型紙は作っておりませんが、もし心配な方は全パーツを縫い代込みで型紙を作っておくと配置がラクだと思います。

私は最初、面部分だけ型紙を作っていましたが、今では布に直接印をつけて裁断しています(^_^)

※ すべて縫い代込みの寸法で印をつけます。
※ ポケットのふたを別布使いにする方は、別布も裁断してね♪

その1  面部分の裁断方法

面(円形部分)は2枚裁断します。型紙を製作した場合は、円の状態で2枚裁断すればOK。

もし、型紙を作らない場合は、左図のように布を二つ折りにして、定規を使ってコンパスの要領で印をつけていって、最後に線でつないで裁断すれば1枚の円ができます。そして、裁断した布を型紙代わりにして、もう1枚を裁断すればOK。

左図のように裁断する場合、図に【最小限に二つ折り】と書いていますが、余った部分でマチ1を裁断するので、端のほうを残しておく必要があるからです(^_^)

その2  マチ①を裁断する

マチ①(ファスナーを縫い付けるマチ)を2枚裁断します。縦は大人サイズで120cm以上になるので、図・右のように縦長に半分に折って裁断する方法もあります。この方法だと1枚だけ裁断になりますので、もう1枚同じサイズで裁断します。

その3  マチ2を裁断する

マチ②(底部分)を1枚裁断します。

その4  ポケット・ふたを裁断する

ポケット・ふたをつける場合は、ふた・ポケットを裁断します。

これで全てのパーツの裁断が終わりました。もう一度パーツの不足がないかどうか確認してくださいね♪

その5  縫い代の始末をする

img

縫い代にロックミシンまたはジグザグミシンをかけます。図の太線(水色)の部分です。ポケットの左右(図でいうとピンクの細線部分)は必要ありません。

 キルティング素材なので、ジグザグミシンをかける場合は振り幅5(最大)、長さは2.5くらいでかけるといいと思います(下図参照)。縫い目の長さ調節ができないミシンの場合は、選択できるジグザグの一番大きい針目のものを選んでください。

その6  マチ1にファスナーをつける

ファスナーを縫い付ける側の縫い代を内側(裏側)に折ります。

キルティングなのでアイロンがしっかりかからないと思いますので、マチ針でとめておいてください。その際、マチ針はミシンの進行方向と同じ方向にうちます。

ファスナー2本を中央で付き合わせて配置し、両開きできるようにします。

ファスナーは、図のように1〜1.5cm見えるように配置します。製図の時にファスナー分として1〜1.5cmゆとりがプラスされますと書いているのはこの分です。ここ(その4 マチ2を計算する)で説明しています。

ですので、製図の際に1cmで計算した方は、はみ出る部分を1cm。1.5cmに計算した方は1.5cm見えるように縫い付けないと寸法が合わなくなります。

ミシンをかける位置は布端から5mmくらいのところです。ファスナーをつける時は押えを『ファスナー押え』に交換すると縫いやすいでしょう。

生地が厚くなりミシンに負担が掛かりますので、縫い目の長さは最大の4、スピードはゆっくりにして縫ってください。最初と最後は返し縫いを忘れずに。

その7  マチ1とマチ2をつなげる

ファスナーがついたマチと底布のマチ②をつなげます。

マチ①とマチ②を中表(表どおしが内側になるよう)にします。

マチ①を自分から見えるようにして(写真参照)、ファスナーの止め具の外側(上側)を縫います。

ファスナーの止め具が邪魔になると思いますが、若干隙間があいてもかまいませんので、針を止め具にぶつけないように慎重に縫ってください。

ミシンに負担が掛かりますので、縫い目の長さは最大の4、スピードはゆっくりにして縫ってください。最初と最後は返し縫いを忘れずに。

縫い終わったらマチ①を表に返し、マチ$#9312;の縫い代をマチ②側に倒します。縫い代をおさえる意味で、マチ②の端から5mmくらいのところを縫います。ここを縫うときも、もしかしたらファスナーの留め具が邪魔になると思うので、ファスナー押さえのままで縫ったほうがいいかもしれません。最初と最後は返し縫いを忘れずに。

もう一方のマチも同様に①と②を中表に合わせて縫い合わせ、縫い代をおさえるミシンをかけます。これでマチ①と②が縫い合わさり、輪っかができました。

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