handmadehandmade > ウエストゴムズボン(脇縫いあり)の作り方 P1

完成写真

今回ご紹介するのはウエストゴムのズボン。ハーフパンツで作っていますが、長ズボンでも作り方は一緒です。今回使用したパターンはこういう感じです。

型紙img

ここで紹介している作り方は、あくまで一つの例です。いろいろな作り方がありますので、ご不明な点は聞いて下さい。

※ 型紙は掲載しておりませんのでご了承ください。ちなみに脇縫いなしズボンの作り方はこちらです。

※ ご利用前に当サイトの作り方や型紙をご利用になる方へを読んでくださると嬉しいです。

2016.9.5 更新

作り方

img  型紙の配置

型紙を配置し、布を裁断します。一方裁ち柄あわせが必要な生地の場合は、注意が必要です。

前パンツ2枚、後ろパンツ2枚を準備してください。

柄あわせが必要ない場合

配置img

柄あわせが必要な場合

配置img

img  裁断・縫い代の始末

裁断img

カットすると写真のようになります。前・後ろ各2枚ずつあるはずです。

もし、ポケットがある場合はポケットもカットしてください(今回はポケットなしで作っていますが)。

裁断したら写真の水色線の部分にロックミシンまたはジグザグミシンをかけて縫い代の始末をします。もし、ウエストや裾が二つ折り仕上げの時は裾とウエストも縫い代の始末をしてください。

img  ポケットをつける

ポケットをつける場合はポケットをつけます。ポケットのつけ方についてはポケットのつけ方でご紹介しています。参考にしてみてください。

img  脇・股下を縫う

img布img

前ズボンと後ろズボンの脇を中表に合わせ、マチ針でとめます。あわせる位置は、出来上り線です。布端で合わせようとしても縫い代の付け方がバッグと違い特殊なので、合いません。

布端と股下の出来上がり線(図の赤いマチ針)には必ずマチ針を打ってください。あとは、その他の部分に5cm間隔くらいでマチ針を打ちます。

次にミシンで縫っていきます。縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。

img  縫い代を割る

img

縫い終わったら、ミシン目を落ち着かせるためにアイロンをかけ、縫い代を割ります

裏からアイロンをかけたら、表からもアイロンをかけると仕上がりがきれいです。

img  股上を縫う

img

次に股上を縫います。前後どちらか一方を表にひっくり返します。そして、表に返したほうのパンツをもう一方(裏返しになっている方)の中に入れ、股上部分をマチ針でとめます。このとき股下の縫い代を割った部分が元に戻らないように注意してマチ針でとめてください。

マチ針をとめる順番としては、前股上・後ろ股上・股下部分の3箇所を先にとめ、それからその他の部分をマチ針でとめます。

img  ゴム通し口を残す

img

ウエストにゴムを通すためのゴム通し口を残す必要がありますので、写真○印のどちらかを下の写真のように縫います。

img

※ ウエストを三つ折りで仕上げる場合の例

上から1cm、ゴム通し口が2cm(ゴム幅1.5cmを使用)で計3cmの縫い代をとってあります。縫う時は、上の縫い代1cmを先に縫います。次に、ゴム通し口を残して、その下からまたスタートします。

縫いどまり位置ぴったりではなく、写真のように2mm(一針)多く縫うといいと思います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。

ミシンで縫うときは、写真のように内側に針を落として縫うと縫いやすいと思います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。

縫い終わったら、中に入れたほうのズボンを外に出して縫い代を割ってアイロンをかけます。

img  股ぐりの始末

imgimg

ここは省略してもかまいませんが、一応説明しておきますね♪私も殆ど省略していますが^^;

股ぐりの縫い代が浮いて邪魔にならないように縫い代を縫います。ミシンをかけるときは表からのほうがいいですが、裏からでもかまいません。

縫う位置は横は1cmくらい、縦は縫い代の端から端までがすっかり縫いとめられるくらいがいいと思います。

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