実物大型紙にはそのまま切って使えるパターン(手芸店等で売られている型紙等)と、本の付録等のように複数の型紙が1枚の紙に書いてあり、別な紙に写して使わなければならないものがあります。 【そのまま切って使えるタイプ】 各々の型紙の線が重なっておらず、型紙を線に沿って切れば、すぐに布に配置できます。ただし、型紙を切ってしまうので、兄弟で別なサイズで作りたい場合等は、NG。ただし、別な紙に写して使えば、違うサイズで作ることも可能です。 【写して使うタイプ】 複数の型紙の線が重なっているので、自分の作りたいアイテムの型紙を探して、別な紙に写して使うもの。写す為の紙を別に用意する必要があります。 今回は、【写して使うタイプ】の使い方をご紹介します。
縫い代つき型紙のやり方はこちらでご紹介しています。 ※ ご利用前に当サイトの作り方や型紙をご利用になる方へを読んでくださると嬉しいです。 2016.5.25 更新 |
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用意するもの
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型紙の写し方
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トレーシングペーパーの配置型紙を写すときは型紙をすべて広げられるような広い場所でやってください。ただし、じゅうたんなど柔らかいものの上は避けてください。
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型紙の線を写す型紙を写すときは直線部分から写していきます。定規を使って一気に線が引けるので。私は上着であれば後ろ(前)中央、裾、脇、肩の直線を書きます。 ズボンの場合は股上、ウエスト、裾部分が比較的直線だと思いますので、私は股上から書き始めます。 次にカーブしている部分を書きます。袖ぐり、襟ぐりなど。ズボンの場合は股上、股下、脇、裾の順にしています。 肩など短い距離は30cm定規で、脇など長い距離は50cm定規というように使い分けると線が引きやすいと思います。小物を作るのに50cm定規を使っていたら邪魔ですよね?それと一緒の感覚です。 型紙の線がすべてつながったら、次はその他の印を付け加えていきます。すべてに共通するのは地の目。あとはデザインによって異なりますが袖山、ポケット位置、前後(特に袖)、ボタン位置、あきどまりなど、型紙に記載されているすべての印を写してください。 写した線にそって、紙切りハサミで切れば完成です。どのパーツなのかわからなくならないように、
本についていた型紙の場合は、本の名前や何ページの作品かも書いておくとわかりやすいよ♪ |
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さらに一工夫して使いやすくさらに私はこの後一工夫して、縫い代もプラスします。縫い代なしの型紙のほうがいいわ…という方はここでカットしてかまいません。縫い代つきだとどうなの?という方は【縫い代つきパターンの作成】のページをご覧下さい。 |
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